もっと慎重に調べよう。。
GWは後半になっていますが、前半に2晩撮影ができました。5/2の晩はNGC5394とNGC5395のペア、5/3の晩はQSO J1131-1231とPLCK G0451+611です。最近はブログが面倒になってしまって、SNSの方で先にupしてしまうのですが、PLCK G0451+611の情報が間違えていました。下の方で説明しております。5/2のNGC5394とNGC5395ですが、1億光年越えの天体(1.5憶光年)にしては大きめなので、PixInsightでHDMRT処理もしてみました。全体画角はこの...
月夜の遠い天体撮影(z=2.047、0.015、4.026)
週末は久しぶりに晴れました。約1か月ぶりの撮影となりました。金曜日の晩はQSO LB19とセイファートの六つ子銀河、土曜日の晩はQSO J1253-0228を撮影しました。QSO LB19はz=2.047、約108憶光年先にあったクエーサーです。等級は16等級程度あるので、月夜でも明るく写りました。撮影場所 - 自宅横ベランダ観測所Mk-II撮影日時 -4/8露出時間 - (BKP250 #1)IR Psss:76分/2分×38枚 &n...
z=6.47と26.9等級の天体
遠い天体撮影は「大宇宙MAP」をネタ本としているのですが、FBでNASAやESOの投稿もネタにしています。もちろん先人の方々のブログ等も参考にしており、今回は"Ultra Deep Sky – Astrodrudis"のサイトから、"QSO J1148+5251"をターゲットとしました。QSO J1148+5251はCDSのサイトによれば、z=6.47、23.3等級(IR)のクエーサーとあります。計算してみると距離は129憶光年となります。と言う事は、宇宙が誕生してからわずか9億年後に放...
そこに光子は届いているのか?
めでたく?露出時間が300時間を超えたのですが、それを撮ろうと思って露出を稼いでいるので、写って無くても写っている様に見えてしまってます。。まあ、自己満足なのでそれでも良いのですが、やっぱり気になってしまって、これまでのデータをいじくり回す事にしました。まずは、データの再選別から。PixInsightのSubFrameSelectorでEccentricityを6以下で選別し、かつBlinkで目視確認して選別していましたが、これにFWHM<5の条...
QHY294M Pro購入目的の天体を撮ってみる
月が無い晩1/26と1/29にQHY294M Proの購入目的である天体を撮影してみました。結果としましては、ASI1600MMより倍以上の感度はありそうな感触でした。(ただの染みですが、50億光年以上にある銀河です^^;)1/26は撮影後に4隅の天体が大きく(3つとかに分離)なっていたのに気づかず、全部ボツ(8時間分)となりました。この時は単にピントがずれていたんだろう。。と思っていたのですが、1/29の撮影でもそれが発生の現象が発生!時...